その41 素晴らしい機会

f:id:ramen-tensan:20240623101359j:image

まずは今回の経緯から。

 

日々、ちょくちょくラーメン自作をしていた

とある日、

ラーメンのご縁で繋がった元ラーメン屋さんの店主さんから突然電話をいただいて、

ホテルの宴会の席でラーメンを出すのに私のラーメンをたくさんの人に食べてもらってみないか、という神からのギフトのような信じられないおはなしをいただきました。

 

やりたいす、やってみたいす

 

驚愕しました。

まじすか?120杯すか⁉︎

そんなたくさんの量作った事なかったですが、ドキドキがとまりませんでした。

 

何度か試食していただく度に、どんな味にしたいか、何が正解かわからなくなり、結果、自分の作りたい味で作ろうと決意。

 

 

ここからはその行程を

 

f:id:ramen-tensan:20240623215909j:image

場所は家から車で3分の

山代温泉みやびの宿 加賀百万石


f:id:ramen-tensan:20240623215918j:image

f:id:ramen-tensan:20240623220050j:image

の地下の宴会場


f:id:ramen-tensan:20240623215839j:image

鶏ガラ、豚ゲンコツ、豚背ガラを使用

チャーシューは豚のウデ肉

f:id:ramen-tensan:20240623225821j:image

煮干し、かつお節、さば節、昆布、しいたけ

水出汁→動物系スープに投入


f:id:ramen-tensan:20240623215842j:image

調理場はこんな感じ

 

f:id:ramen-tensan:20240623215848j:image

鶏ガラは40羽、下処理だけで1時間以上時間を要してしまいました。

 

f:id:ramen-tensan:20240623221622p:image

醤油は正金

天然醸造のこいくち醤油を使用


f:id:ramen-tensan:20240623215851j:image

そこに、チャーシュー、みりん、日本酒、にんにく、しょうがを投入し3.5時間煮込みました。

 

 


f:id:ramen-tensan:20240623215854j:image

やっとスープの煮込み開始。

すでにスタートから2時間経過。

にんにく、しょうが、ねぎの青いとこもいっしょに。

 


f:id:ramen-tensan:20240623215857j:image

メンマはたけのこの水煮の水分をできるだけとって、

素焼き→ゴマ油投入→ガスバーナーでコゲ目がつくまで炙り→水、醤油、みりん、ガラスープで煮込み。コショウふりふり

 


f:id:ramen-tensan:20240623215900j:image

水出ししていた乾物とひね皮を投入

 


f:id:ramen-tensan:20240623215903j:image

チャーシューを取り出し、

かえし完成

→冷蔵庫で冷やして固まった油を取り除く

 


f:id:ramen-tensan:20240623215906j:image

乾物、ガラを取り出してやっとスープ完成。

開始から7時間経過。

 

 

f:id:ramen-tensan:20240623223355j:image

麺は加賀市大聖寺にある

製麺臥龍さんの麺を使用させていただきました。この麺がホントにウマい。

3種類試してイチバン合う麺を選ばせていただきました。

 


f:id:ramen-tensan:20240623215912j:image

麺茹でマシーン

最初水が出なくて、そのあと火もつかなくてホテルのスタッフさんに泣きつく始末


f:id:ramen-tensan:20240623215915j:image

準備完了

 

f:id:ramen-tensan:20240623223611j:image
f:id:ramen-tensan:20240623223614j:image
f:id:ramen-tensan:20240623223605j:image

120杯、

自分なりに納得できる味ができました

自信つきました

 

 

f:id:ramen-tensan:20240623223840j:image

まかない風景

 


f:id:ramen-tensan:20240623223608j:image

超楽しかったです。

たくさん教えていただきました。

まずは原価がかかり過ぎだったので、そこを見直していきます。

 

余ったスープを捨てる…

コレが自分の中ではイチバンしんどかったですが、イチバンの経験になったと思います。

また絶対ココで作りたい、

携わってくださったみなさんに本当に感謝です。

ありがとうございます、そしてまたよろしくお願いいたします🙇‍♂️